怖いのは、インフルエンザだけじゃありません。
“目の風邪”にも注意を!
インフルエンザは過去20年の中でも最速スピードで
流行期に突入し全国的に学級閉鎖などが相次いでいます。
一方、アデノウイルスも患者数を増やしています。
アデノウイルスはいわゆる「風邪」のウイルスとして
知られていましたが、この冬、米国で死者が出るなど
“凶暴化”。世の中はインフルエンザ、アデノウイルス…と
ウイルスが充満しています。
現在、インフルエンザが猛威を振るっていますが、
今の季節は”目の風邪”にも注意です。流行性角結膜炎、
いわゆる「はやり目」です。夏に子供がプールなどで感染した、
なんて話はよく耳にしますが、子供だけではなく30、40代の
大人それも冬場の今増えているといいます。
症状としては、結膜が充血し、かゆみとともに涙や目ヤニが
増え、しょぼしょぼ感やゴロゴロ感など不快症状が1、2週間
続きます。ひどくなると耳の前のリンパ節の腫れ、まぶたの
急激な腫れ、発熱なども引き起こすこともあるそうです。
風邪や咽頭結膜炎(プール熱)の原因ウイルスとして知られる
アデノウイルスの一種が目に接触感染することで発症します。
「確かに2000年以降の患者数報告を見ると2つの山が
あって、最も多いのが30代後半から40代前半、次が
10歳以下の世代」と話すのは、「清澤眼科医院」の清澤源弘
院長ですが、ただ、なぜ30、40代の大人の間で発症頻度が
高くなっているのか、今のところその理由は分かっていない
そうです。
「子供のころに多くの人が感染するプール熱のアデノウイルス
(3型)の抗体保有率は約70%。比べて流行性角結膜炎の
抗体をもつ人は10?30%程度と低く、ひと度ウイルスが
蔓延(まんえん)すれば、あっという間に大流行となる
可能性もある」(清澤院長)とのお話もあります。
流行性角結膜炎は患者の涙や目やにが、別の人の目に
入ることで感染します。感染して治療が遅れると角膜を痛めて
視力を低下させる恐れもああります。働き盛りの世代は
公共の場に出る機会が多く、手にウイルスが付着するリスクが
高いので、まず、外出先から帰ったら、入念な手洗いを
心がけたいものです。
特に歯科医院においては、患者様と病院側と、双方ともに
加害者と被害者になりえるリスクがありますので、なお一層の
注意と配慮が求められます。